時をかける少女

- 原作小説/NHKドラマ版の続編。評判聞いたことなかったけど良作! -

2620 view

時をかける少女
監督:谷口正晃
主演:仲 里依紗
公開:2010年3月
上映時間:122分

フォルダにクリップ

クリップする

ブラボー
2人
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
毛玉之殿堂入り映画伯
週間ランキング1位 × 13 週間ランキング2位 × 16 週間ランキング3位 × 11 月間ランキング1位 × 6 月間ランキング2位 × 4 月間ランキング3位 × 2 月間読者ランキング1位 × 13 月間読者ランキング2位 × 6 月間読者ランキング3位 × 4
  • コメントを
    送信
    コメントを送信
  • 毛玉之殿堂入り映画伯   たぶん宣伝も少なかったし、2006年の細田守版が決定版で、何度目だ「時をかける少女」という感じもあって、この映画ノーマークでしたが。観て正解でした。 ちなみに4度目の映画化。

  • 毛玉之殿堂入り映画伯   監督:谷口正晃
    出演
    芳山あかり:仲里依紗
    溝呂木涼太:中尾明慶
    芳山和子:安田成美
    1974年の芳山和子:石橋杏奈
    深町一夫:石丸幹二
    主題歌:いきものがかり

    2010年版の映画は、原作小説とNHKで1972年に放送した『タイムトラベラー』の続編ということですが、大林宣彦&原田知世版(1980)の続編と考えても全然OK。原作・タイムトラベラーは中学生、大林版は高校生というちがいがあります。

    細田守のアニメ版(2006)の主人公・紺野真琴は、芳山和子の姪で続編ですが、話の大筋は、原作と同じです。ひょんなことからタイムリープ能力を手に入れた主人公の少女と、未来人の少年、現代人の少年の三角関係と別れという。
    細田版は、実質的にはリメイクだと思うのですけどね。

    アニメ版しか観てなくて、この映画を観ることになった人は、真琴が大人になったときの話と思えば良いでしょう。ただしアニメ版は、未来少年が帰るときに、関係者の記憶を消すという設定がない。吉山和子が薬学者ではない。という違いがあります。

    1
  • 毛玉之殿堂入り映画伯   ●うろおぼえ・前作のあらすじ(前作のネタバレあり)

     2060年から、1972年に夏休みの宿題の植物採集に来た未来少年・深町一夫(本名ケン・ソゴル)は、帰りのタイムリープ薬を持ってくるのを忘れた、うっかりさん。
     しかたがないので、中学校の理科実験室で、こっそり怪しい薬を作っていた所に、ノコノコ入ってきた芳山和子は、完成した薬のビンをうっかり割ってしまい(こいつもうっかりさんか!?)、ラベンダーの香りのヤバイ薬を吸い込んで、タイムリープ能力を身につける。
     うっかり者同士、ほのかな恋心をいだくことになった和子と深町だが、幼馴染の吾朗ちゃんも気になる和子。
     いろいろ事件が起こったりしてるうちに、未来へ帰ることになった、深町一夫こと未来少年ケン・ソゴルは自分に関わった人たちから「深町一夫」の記憶を消去して去るのだった。おわり。でも、うっかりさんだから...


    ●おまけ「タイムリープ」とは
    漠然と「時をかける少女」用語、の時間移動のこと思っていましたが、「タイムトラベル」と「テレボーテーション」を合わせた能力なのだそうです。

    初期のタイムトラベル作品では、気にされていませんでしたが、地球が宇宙の中を移動しているのだから、同じ場所の違う時間に出現したら、宇宙空間に出てしまうので、この2つの能力を同時に使えるのは必然なのかもしれません。

    ちなみに「タイムスリップ」は意図しない時間移動です。
    タイムスリップ作品としては『漂流教室』『戦国自衛隊』『スプライト』など
    狙った時間に移動する場合に使うのはまちがいです。

    1
  • 毛玉之殿堂入り映画伯   ●おまけ「タイムリープ」とは・訂正
    芳山和子の能力は
     ×「タイムトラベル」と「テレボーテーション」
     ◯「タイムリープ」と「テレボーテーション」

    そして「タイムリープ」とは、肉体が過去(または未来)の世界へ移動するのではなく、現在の意識のまま過去の自分へ戻る。なので、過去の自分と遭遇することは無い。初出は『時をかける少女』

    とすると、ケン・ソゴルや芳山あかりは、自分自身が存在しなかった過去の世界に来ているので、こっちは「タイムリープ」じゃない???
    てことは、あの怪しい薬は「タイムリープ」と「タイムトラベル」を使い分けられるということなのでしょうか

    1