斬、

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斬、
監督:塚本晋也
主演:池松壮亮
公開:2018年11月
上映時間:80分

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ブラボー
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フクイ ヒロシマスター映画伯
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  • フクイ ヒロシマスター映画伯   「痛快さ」や「明快さ」の前では「正しさ」ってのは本当に弱いものだと感じる映画でした。。

    映画の中で、池松壮亮がまずは飲みニケーションで事件を回避しようとするんだけど、
    そんな主人公はヒーローになんないもんね。。
    大衆が求める痛快さも明快さもないんだよなぁ。。

    毎回事件が起きる前に敵と飲みニケーションで事件を回避していく主人公。。
    人気でないわなぁ。。

    ってことで『斬、』でも、そのあと結局は大殺戮が始まります。。
    し、確かに興奮する。。


    ****


    セカイ系でもあるのかな。
    世界では大変なことが起きてる。でも結局個人は腕の長さの半径でしか対応できない。
    その範囲を超えて存在感アピールしたいとなると、〝強さ〟に頼るようになるんだろうか。

    本当にタイムリーなテーマだし、あえてセリフを現代の言葉遣いにしたのもテーマと合致。



    ***


    先日、感動ミステリー邦画を観て、
    人の死があまりにも軽くて涙スイッチとしてしか扱われていなくて、本当に呆れてウンザリしていたので、、
    この 『斬、』観て、恐怖に震えながらも安心しました。

    こんなにもちゃんと人間の尊厳を描こうとする人がいるんだと。


    ***

    80分という上映時間だけど、
    観終わった後の疲労感は140分程度。

    あと、受け取ったテーマの重さで頭の中の圧迫感も140分程度。。

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  • どびんご巨匠映画伯   塚本監督の映画って単純明快なシナリオの中に深い人間の業や暗部、希望を落とし込んでいて、一筋縄でいかない作品が多くて凄いですよね。ロジックとフィーリングのバランスが絶妙です。売れ筋の原作ありきの大衆娯楽映画が大量生産されている(決してそれ自体を悪く思っている訳ではないけど)今時分、こういう映画を撮る塚本晋也監督は日本映画において大変貴重な存在ですね。
    前作「野火」に続く美しい自然と人体破壊の対比や、どこへ向かえばいいのかわからない焦燥感、生々しい肉体描写など濃厚な作品でした。
    全体的に塚本監督の映画って100分もあれば長いほうですが、内容はかなりのハイカロリーですよね。

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