マイ・ビューティフル・デイズ

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マイ・ビューティフル・デイズ
監督:ジュリア・ハート
主演:ティモシー・シャラメ
公開:2019年11月
上映時間:86分

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フクイ ヒロシ???
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  • フクイ ヒロシ???   「今年のベスト!」という人もいるとのこと。
    それもわかります。小さいけどとてもいい映画です。


    ****


    冴えない私がティモシー・シャラメに恋されちゃって困っちゃうぅ!
    みたいな宣伝になっていますが、この映画が言いたい主題はそれとは違います。


    マジメな高校教師がティモシー・シャラメに言い寄られて困るってのは、確かにこの映画の大きな出来事の一つですが。



    ****


    29才。
    もちろんコドモじゃないけど、全然オトナにもじゃない。

    教師という仕事をマジメに取り組んで
    生徒とも一人一人真正面から向き合って
    正直に正しくあろうと努めてきたスティーヴンスさん。

    彼女は、演じるように生きている人。

    外ではしっかりした人で通してるけど、
    誰にも見られない部屋の中では下着姿でウロウロして、服も脱ぎっぱなしで散らかっていて、酒飲みながらスマホいじってる。
    等身大の自分と「教師」の自分が大きく乖離した人。

    ほとんとの人間はたぶんそう。
    理想の自分と今の自分が全然違う。


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  • フクイ ヒロシ???   ある週末。
    演劇部の遠征の引率をしなきゃいけなくなって
    自分の車で生徒3人と遠い街まで二泊三日の旅に出る。


    ティモシー・シャラメを含めた一筋縄ではいかない生徒3人と
    達観したような先輩教師らとの交流を経て

    今まで生徒たちに見せたことのなかった不完全な自分の姿や
    憧れだった母の死と向き合う。


    ****

    ものすごく大きな事件なんて一切起きないし
    大きな変化も起きない。

    でも
    人生のすごろくを1マスだけ進める。

    そんな週末を描いた素敵な映画でございました!


    *****


    こういう映画の場合、俳優さんの演技が一番大事です。

    先生を演じたリリー・レーブさんの演技が素晴らしい。
    この演技でサウスバイサウスウェスト映画祭の最優秀女優賞を獲ってます。

    ティモシー・シャラメももちろんさすが。
    行動障害を持った少年をスターオーラ放ちながら演じてます。



    *****


    ある程度、年齢を重ねていて
    ある程度、映画を観てきた人なら
    観て後悔のない映画だと思いますよ。

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