Wの悲劇

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Wの悲劇
監督:澤井信一郎
主演:薬師丸ひろ子
公開:1984年12月
上映時間:108分

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ブラボー
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フクイ ヒロシマスター映画伯
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  • フクイ ヒロシマスター映画伯   作小説『Wの悲劇』は別荘での殺人事件の話で、アガサクリスティ的なヤツ。

    この映画版は、その『Wの悲劇』という舞台を演じる劇団の話なんですね。


    薬師丸ひろ子はそこの新人女優。
    そのライバルが高木美保。
    三田佳子はそこの看板女優。


    ****


    なかなかいろんなことがパワフルにスピード感を持って展開していきますよ。
    108分にまとめられてるのはすごい。
    ネチネチ引っ張るところとササっと過ぎ去るとこの差がすごい。

    (劇中劇の『Wの悲劇』のラストの雑さよ…)


    とにかく三田佳子が美しさと面白さが物語の推進力ですし、この映画の本質の魅力となっていますよ。
    ほんと面白い。何回も笑ったわ。。

    車から出てくるだけで面白いし、
    化粧落としながらスタッフに「お疲れー」って言うだけなのに面白いし、
    高木美保を鼻で笑うのももちろん面白い。

    パトロン腹上死(久々に聞いたわこの言葉)事件の直後の
    長回し&長台詞はほんと名シーン。

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  • フクイ ヒロシマスター映画伯   WはWomanのこと。
    つまりタイトルは『女性の悲劇』ってことになりまして、女性差別、ウーマンリブの視点がこの映画の核心ってことになるのでしょう。

    この映画に出てくる女性たちの「濃さ」に比べると
    男たちは一様に薄っぺらい。

    こんなにも男たちは薄っぺらいのに
    結局は男性の視点で消費されて
    結局は「女同士の闘い!」ってことで矮小化されてしまう。

    男一人一人の存在感は薄いけど
    「男の支配」っていうのは見えないところで大きく覆いかぶさっている。

    っていうようなことについて、批判的に描いている、と、言えなくも、ない、、かな。。



    古代ローマで剣闘士(グラディエーター)たちが円形闘技場で戦わされてるのを観て楽しむかのように
    「女同士のプライドを賭けた戦い!」っつって上の方から楽しく見物する観客自身を批判している映画、

    だと捉えるとなかなか深みのある、これからも残っていくであろう映画だと考えることもできますかね。。

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