この空の花 長岡花火物語

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この空の花 長岡花火物語
監督:大林宣彦
主演:松雪泰子
公開:2012年5月
上映時間:160分

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フクイ ヒロシ???
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  • フクイ ヒロシ???   反戦映画月間。

    大林宣彦監督作はこれで4本目!
    ついに『この空の花 長岡花火物語』を観ましたよ。

    ラスボスですか。これは。

    「ラスボス」

    もしかしたらほんとのラスボスは『その日のまえに』なんじゃないかと踏んでますが(冒頭で脱落しました…)。


    ***


    この映画について僕ごときが何かを語るということほど愚かな行為はございません。

    正気の沙汰じゃない。

    「正気」

    大林監督も正気が大事だとおっしゃっておりました。
    だからこそ大震災のあと東北に足を踏み入れなかった、と。

    「大震災」


    ***


    僕にできることは、そう、四コマ映画を描くことですよ。

    「四コマ映画」

    あの、、、褒めて欲しい。
    『この空の花 長岡花火物語』を四コマでまとめた俺を。

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  • フクイ ヒロシ???  
    一応まじめに、思ったことを書いておくと、、、
    この映画とてもデザイン的だなと思いました。

    「デザイン」

    あ〜どうしてもテロップ入れちゃうっ!


    例えば、
    映画の中で登場人物が戦時中の話をし始めると
    ふと戦時中に生きていた人物が現れてセリフを言う。


    普通の映画だと不自然なんだけど
    逆に普通に考えると
    戦時中の登場人物が思っていることはその人物が話すのが一番情報の効率がいい。



    あと例えば
    花火の櫓を組み立てているときに
    主人公たちがシベリア抑留の話をし始めたのなら
    さっきまで櫓を組み立てて現代の花火師と変わって
    シベリア抑留の捕虜たちがいきなり花火の櫓を組み立て始めて
    当時のセリフを話す。

    それは、喜びの中で労働している現代の花火師との対比にもなるし
    やはりシベリア抑留した捕虜の気持ちは彼ら自身が話すのが効率がいい。



    この映画、もんんんんんんんんんんんんんんのすごい情報量なので
    いちいち「そう、あのとき…」っつって回想シーンに移行してられない。

    今、昔を思い出したのなら、その「昔」は「今」に引き戻されてここにあるんだから、「ここ」に出てきて貰えばいい。


    「ここ」


    **


    なので、この映画、別にやっちゃいけないことやってるわけじゃないんですよ。
    ものすごく理論的。
    であり、自由な芸術でもある。

    もうねえ、沼ですよ。
    大林沼。


    「沼」


    さようなら。ズブブブ。。。。

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